King & Queen

16439613503400.jpg

監督・脚本・撮影・録音・編集:駒谷揚
プロデューサー:駒谷揚
美術:駒谷卓、駒谷友子
音楽: 長谷川哲史
音響効果:田中航
出演:駒谷由香里、駒谷友子、駒谷秀一、駒谷海、駒谷陸斗、ノアちゃん

夫の殺害を企む妻。
夫を睡眠薬で眠らせたものの、決心がつかない彼女の元に、恐るべき知らせが舞い込む。外でゾンビが大量発生したというのだ!

48時間で短編映画を撮る海外企画「Stuck at Home」に参加した駒谷揚監督。一昨年の春、自粛期間中、外には出られない、家の中、家族だけ(猫も)で撮った”縛り”映画が、全国上映はおろか、10以上の海外映画祭に出品されるというゾンビも真っ青の大化けぶりを果たした!

しかも、家族同士が殺し合うというブラックユーモア満載のコメディ。たった6分間の中にアイデアと遊び心が詰まっている。日本家屋に適したローアングルや、半径1メートルの世界から大量発生したゾンビを想像させる臨場感溢れる映像。屋外ロケの日だけ降ったという奇跡的な春雪にも助けられた。まるで映画大好き仲良し家族を、ウィルスを含める自然までが祝福したとしか思えない。ビギナーズラックだろうか…。

なぜ妻が夫を殺したかったのか?明確な説明はない。が、その鍵を握るのは母を演じた監督のリアルお母さん・駒谷友子。このお母さんのボケっぷりが可笑しい。顔は映らないけれど、ゾンビ独特の動きを迫真力で表現した監督のお父さんも助演男優賞ものだ。

48時間撮了ともう一つの”縛り”である「I’m king of the world!」(←ご存知『タイタニック』)の台詞がどこで登場するか、お楽しみに!
(大瀧幸恵)


16439614313591.jpg

ミラーライアーフィルムズ駒谷組
2020年5月完成/カラー/ステレオ/16:9(画面サイズ)/6分19秒
公式サイト:https://films.mirrorliar.com/
★2022年2月18日(金)より、池袋シネマ・ロサ、ユーロスペースほかにて公開


この記事へのコメント